「お見合いってどうすればいいの?」「何を準備したらいいか分からない」とお悩みではありませんか?
お見合いは、準備と当日の動きがとても大切です。
今回は、結婚相談所のお見合いについて詳しくお伝えします。
お見合いの流れや仕組みがよく分からないまま進めてしまう場合、結婚相談所での婚活は最初の方でつまづいてしまいます。
幸せな成婚退会をするためにも、お見合いについてしっかりと理解しておきましょう。
目次
お見合いの一般的な流れ
まずは最初に、お見合いの一般的な流れをご説明します。
お見合いがどのように進んでいくのかを知ると、計画的かつ効率的に婚活を進めることができますよ。
一般的な流れは、以下のとおりです。
- データマッチングを用いて相手を探す
- お互いが「いいな!」と思えばマッチング成立
- お見合いの日程調整
- お見合いの実施
- 結婚相談所を通して返事をする
- お互いが「OK」なら仮交際へ
お見合いは、お互いが「いいな!」と思わないとマッチングしません。
データマッチング上でお見合い候補に選んでもらえなければ、お見合いに進めないのです。
お見合い候補として相手に選んでもらうためには、プロフィール作成のポイントやコツを知っている必要があります。
コツやポイントは、仲人やコンシェルジュに聞けば教えてくれます。また、当相談所のようにプロデュースすることもできます。
お見合い前のプロフィール作成や準備に関することは、下記で詳しく書いています。
結婚相談所の入会前に詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでくださいね。



お見合いの流れが把握できたら、次はお見合いまでに準備することを知っておきましょう。
準備をどれだけしっかりできるかでお見合いの成功率は変わってきますよ。
お見合いまでに準備すること

ここでは、お見合いの前に準備することを6つお伝えします。
お見合いを控えている人は、参考にしながら準備を進めてくださいね。
相手のプロフィールを確認する
結婚相談所でのお見合いは、事前に相手のプロフィールを確認できます。
「お見合いから仮交際までなかなか進まない」という方は、プロフィールを確認せずにやみくもにお見合いをしている方が大半です。
プロフィールには、相手に関するたくさんの情報が書かれています。
例えば
などです。
事前に上記のようなプロフィール内容を確認し、自分と合いそうかどうかを確認しておきましょう。
お見合いが成立したら、プロフィールの内容を元にお見合いで話すネタを用意しておきましょう。
プロフィールを把握していれば、相手に好印象を与えられます。
プロフィールに書いていることを前提に質問をすることで、「ちゃんとわたし(僕)に興味を持ってくれてるんだ」と感じてもらえるからです。
お見合いは「相手のプロフィールを確認するところから始まっている」と考えてくださいね。
相手に聞きたい質問事項の確認
お見合いでは、相手に必ず聞いておきたい質問を用意しておきましょう。
仮交際がスタートしてから「思っていた人と違った」ということをなるべく防ぐためです。
たとえば、下記の内容が挙げられます。
上記以外にも「この条件は外せない」と感じていることがあれば、お見合い時に必ず聞いてくださいね。
お見合いの席順を把握する
お見合いでは、席順のマナーがあります。
席順マナーには、2つのパターンがあります。
順番にお伝えしていきます。
◎当人同士の場合
最近のお見合いは、仲人が同席せず当人同士で行われることが多くなってきています。
当人同士の場合は、上座と下座を意識するようにしてみてください。
これはビジネスマナーの基本でもありますが、婚活でも適用されることです。
ビジネスの場面では、お客様や上司など、自分よりも目上にあたる人を上座へ案内します。
上座とは「入口から遠い席」のことを言い、「下座は入口手前側」になります。
お見合いの際に相手の女性を席に誘導するときは、上座(お客様側)を案内し、男性は下座に座り向かい合って座るようにしましょう。
またお見合い場所によっては、上座・下座にこだわらない方がいい場合もあります。
夜景などの景色が綺麗に見える席の場合は、上座・下座に関わらず女性を「一番良い席」へ案内することをおすすめします。
お見合いをする場所によって、臨機応変に変えてくださいね。
お見合いは、基本的に「男性が女性をエスコートする」ことを意識しましょう。
◎仲人やコンシェルジュが付き添う場合
仲人が付きそう場合は、当人同士のお見合いとは座る位置が異なります。
仲人が付き添う場合は「仲人やコンシェルジュが席を案内」してくれるので、指示に従いましょう。
当人同士のお見合いでは、男女が対面になって座ります。
ですが仲人やコンシェルジュが同席する場合は、当人同士が斜めになるように案内する場合が多いのです。
初めて会う人が目の前にいると、緊張してなかなか上手く話ができないという場合がありますよね。
斜めに座るようにするのは、お互いの緊張を和らげるために行う、仲人やコンシェルジュの配慮です。
お見合い時の座席について、分からないことや気になることがある場合は、事前に仲人やコンシェルジュに確認をしておきましょう。
笑顔の練習
お見合いは、笑顔でいる時間が多い方がうまくいきやすい傾向にあります。
笑顔が多い人は、親しみやすさや安心感を与えられるため、お見合いで好印象を残しやすいからです。
お見合いの場は、緊張しやすく「自然な笑顔は難しい」という方も多いですよね。
緊張しやすい方は「ずっと笑顔でいよう」と思わず、最初の挨拶のときや目が合ったとき、会話のタイミングに応じて笑顔を意識するといいですよ。
また当日は、お見合い会場に早めに着くことがおすすめです。会場の雰囲気に慣れておくと緊張がほぐれやすいですよ。
清潔感のチェック
お見合いは、身だしなみや容姿に気をつかうなど清潔感を意識することがとても大事です。
清潔感が感じられなければ、いくら会話がはずんでもお断りされてしまうことも多いのです。
婚活は、どんなに内面が素敵でも外見面も受け入れてもらえなければ好印象に繋がらないのが現状です。
清潔感を意識するだけで、第一印象は好印象を与えやすくなります。
特に、以下の内容は事前に確認しておきましょう。
清潔感があるかどうかは、意外と自分では気づかないものです。お見合い前には、必ず仲人やコンシェルジュに相談してみてくださいね。
所持品のチェック
上記でお伝えした清潔感が整っていても、所持品がボロボロだったり汚かったりすると相手の印象は悪くなってしまいます。
所持品は、持っている人の生活や中身が見えるものです。
状態が良くないものを使っているとだらしなさが見えてしまい、印象がよくありません。
特に所持品の中でも、以下のものはチェックしておきましょう。
清潔感と同時に、所持品についても事前にチェックしておきましょう。
お見合い当日の基本マナー

お見合い当日の基本マナーについて、6つの項目に分けてご説明します。
お見合いの基本マナー
お見合い場所は、食事をするところではなくお茶ができる場所を選びましょう。
お見合いは、初対面の男女が結婚を見据えた話をする場面です。話すことや聞くことに集中する必要があります。
食事をするところを選んでしまうと、食べることや食べ方に気を遣わなければなりません。そうすると、なかなかお話に集中できません。
ゆっくりお話に集中ができるカフェやホテルのラウンジなどの場所を選び、相手を知ることに集中しましょう。
お見合い当日の服装
お見合いでは男性・女性ともに清潔感を意識し、相手に好印象を持たれやすい服装を心がけましょう。
個性が強すぎたり、カジュアルすぎたりする場合は好き嫌いが分かれてしまいます。そうすると、第一印象が悪くなってしまうリスクが高くなります。
男性は、スーツまたはジャケットスタイルが基本です。色は、ネイビーかグレーが落ち着いて見えて無難です。
女性は、ワンピースまたはブラウス+スカートスタイルがいいでしょう。
また、白色やピンク色、水色といった明るめの色を身に着けると華やかに見えて印象が良くなりますよ。
お見合いの所要時間
「お見合いの時間はどのくらいが妥当なんだろう・・・」と思う方もいらっしゃいますよね。
お見合いのおすすめ時間は、1時間前後です。
時間が短すぎるとお互いのことをよく知れずに終わってしまうので「うまくいかなかったな・・・」という印象を持ってしまいがちです。また、時間が長すぎると疲れてしまいます。
お見合いは、適度に話し合いができる時間にしましょう。お互いがどんな人なのかを確認するのにちょうどいい1時間程度を、目安にしてみてください。
「盛り上がったので、まだまだ話をしたい!」という場合は、臨機応変に適度に時間を伸ばすのもよいでしょう。
お見合いでの会話
お見合いでは、お互いのプロフィール情報から話を広げることをおすすめします。
上記でお伝えしたように、事前にプロフィールを確認して話題を用意すればスムーズな会話ができるからです。
共通点や気になることがあれば、深堀して聞いてみてください。とても会話がはずみますよ。
また一部の人は、会話を進めていくうちに、話に夢中になりすぎてしまう人がいます。自分の話ばかりをしたり、相手の話を否定やダメ出しをしたりといった具合です。
ネガティブな発言や自己中心的な話は、「一緒にいると大変そう・めんどくさそう」と思われてしまうので、NGです。
相手を受け入れ、共感を多くすることを意識してみてください。「自分に寄り添ってくれている」と思われると心の距離が近づきやすくなります。
お見合いは、自分よりも相手を優先して話を聞き、気持ちに寄り添った会話を心がけましょう。
◇お見合いでNGな話題
お見合いで出すとNGな話題がいくつかあります。
あまり好まれない話題を出してしまうと、今後関係性を発展させたい人から仮交際のお断りされるケースが多くなってしまいます。
以下が、お見合いでNGな話題の例です。
特に、お見合いの席では「お相手の婚活状況」や「結婚相談所のこと」は話すことも聞くこともやめましょう。
婚活の活動期間が長い人は、「この人は相手から選ばれていない人だ」「人気がない」と不名誉な意味でとられることが多いからです。
お見合いでNGな話題は、こちらの記事で詳しく書いていますので、もっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね。

お見合いでのお会計
「お見合いをするときにデート代はどうするべきか」と悩む方が多いかと思います。
結婚相談所によっては、「お茶代をどちらが払うか」についてルールが決められていることが多いです。
大手の結婚相談所(IBJやIBU)では、お見合いのお茶代は男性が払うことになっています。
ルールが決められていない結婚相談所でも、基本的には「男性側が払う」と考えておくといいですよ。
とはいえ「公平がいいので、自分の分はどうしても払いたい」という女性もいますし、登録している結婚相談所によってルールも異なります。
あらかじめ結婚相談所のルールを確認しつつ、場合によって臨機応変に対応しましょう。
お見合いでのお会計についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、もっと知りたい方は以下の記事を読んでくださいね。

次は、お見合い当日の流れと注意点をお伝えします。
流れと注意点を把握しておくと、当日スムーズにお見合いに臨めますよ。
お見合い当日の流れ

基本的なお見合い当日の流れは、下記のとおりです。
- 待ち合わせ
- 飲み物を頼む
- 飲み物が来るまで会話をする
- 会話を楽しむ
- 解散
それぞれについて詳しくお伝えしていきますね。
1.待ち合わせ
お見合いは、基本的にお店の席での待ち合わせになります。
席で待ち合わせをすることになるので、なるべく事前に予約できるお店を選ぶことをおすすめします。
予約をしなかった場合、「当日にお店が空いていないのでお見合いがスムーズに実施できなかった」などトラブルが起きやすいからです。
席を予約する場合は、予約名を相手に伝えておきましょう。スムーズに席に案内してもらえますよ。
結婚相談所によっては仲人やコンシェルジュがお見合いの場所を用意し、予約をしてくれる場合があります。お店選びについては、仲人やコンシェルジュに相談してみてくださいね。
またお見合いでは、第一印象が大切です。
お見合い場所に到着したら、まずは化粧室へ向かって身だしなみの確認をしましょう。
外を歩いているうちに髪型や服装が乱れている可能性があります。
特に、風の強い日や雨が降っている日は要注意です。
余裕を持って到着をし、相手に合う前に化粧室に足を運ぶようにしてくださいね。
2.飲み物を頼む
お互いが到着したら簡単に挨拶をし、席につきましょう。席についたら飲み物を頼んでください。
メニューは、まず女性に見せてあげるようにしましょう。
いつでも「レディーファースト」を意識してくださいね。
このとき男性は、基本的に「女性の注文に合わせる」ようにしましょう。
これは心理効果の「ミラーリング」を使っています。
ミラーリングは、さりげなく同じ動作をしたり同じ飲み物を注文したりすることで相手に親近感や安心感を与えられるという心理的効果です。
たとえば女性が「紅茶のホット」を頼んだ場合は、男性も「紅茶のホット」を選ぶようにするといいですよ。
◎注文に悩まない
緊張してしまうと「飲み物を何にしようかな・・・」と、迷ってしまうときがありますよね。
最初の注文に時間がかかりすぎると、「優柔不断な人」というマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
注文に悩まないためには、以下の3つを覚えておきましょう。
上記の3つを覚えておけば、悩むことがなくなるでしょう。
女性が悩んでいる場合は、男性から「好きな飲み物を飲んでくださいね」と笑顔で声をかけると女性は飲み物を選びやすいですよ。
◎注文方法
注文方法には、ポイントがあります。
お見合いでは「男性側が相手の分も注文する」のが一般的です。
男性が注文を取りまとめてリードすることで、「頼れる男性」と感じてもらえます。
女性のメニューが決まり次第、男性が店員さんを呼んで注文をしましょう。
また、飲み物を置いてもらう順番は「女性が先」です。
店員さんが飲み物を持ってきた際に、「〇〇はこちらの女性側です」と誘導してあげるとスマートですよ。
3.飲み物が来るまで会話
「飲み物が運ばれてくるまでの間はどうすればいいんだろう」と思う方がいると思います。
初対面で沈黙が続くと、気まずい空気が流れてしまいますよね。
飲み物が来るまでの会話は、「お互いの緊張をほぐすための時間」と考えましょう。
簡単な会話をしてみるのがおすすめです。
たとえば、「今日は晴れましたね。晴れの日は気持ちいいですよね。」や「雨が降っていましたけど、濡れていなかったですか?」など、天気の話や待ち合わせ場所に来るまでの出来事などです。
他にも、季節のネタなどが挙げられます。
飲み物が来るまでの数分間が第一印象を左右するため、男性から話しやすい雰囲気を作るようにしましょう。
「どうすればいいか分からない」という方は、仲人やコンシェルジュに相談してくださいね。
一緒に会話の練習をしてくれますよ。
4.会話を楽しむ
飲み物が到着したら、お互いを知るための会話をしましょう。
会話内容は、事前に調べたプロフィールに関することや自分が聞いておきたいことを中心に話を進めてみてください。
自分ばかりが話をしてしまうと印象が悪くなってしまうので、お互いがバランスよく話せるようにあいづちや質問をするなど適度に相手に会話をふりましょう。
5.解散
落ち着いてきたタイミングで席を立ちましょう。
時間は、約1時間が目安です。
お会計は、男性が済ませましょう。最後は、お互いに「ありがとうございました。」と笑顔で挨拶をしたあとに解散します。
男性がお支払いをしてくれた場合、女性は会計が終わったあとに「ごちそうさまでした」と必ずお礼を伝えるようにしてください。
お礼が言えない女性は、男性からすると印象があまりよくありません。
忘れないように気を付けてくださいね。
最後にお見合いが終わった後の流れをお伝えします。
お見合い後の流れ
お見合いが終わったあとは、ご縁があれば次のステージに進みます。
お見合い後の流れは、下記のとおりです。
- 仮交際スタート
- デートの日程調整
- デートを重ねる
- 真剣交際
- プロポーズ
- 成婚退会
お見合いの時点でお互いが「素敵だな」と感じれば、仮交際がスタートします。
そして仮交際を経て真剣交際に進み、プロポーズ後に成婚退会となります。
一般的な成婚退会のタイミングは「婚約したとき」です。しかし、結婚相談所によってタイミングが異なります。
など、結婚相談所によって定義が違うので注意が必要です。
入会前に、必ず確認をしておきましょう。
結婚相談所の仕組みや流れについては、こちらの記事で詳しく書いています。もっと知りたい方は以下の記事を読んでくださいね。

その他にも「仮交際や真剣交際についてイマイチ分からない・・・」という方は、こちらもあわせて読んでみてください。


まとめ:お見合いは慣れれば成功率が上がっていく
「お見合いをしたことがないから自信がない」という方は多いのではないでしょうか。
お見合いは、最初うまくいかないものです。でも、回数を重ねていくうちに慣れていきますよ。
今回読んだ記事の内容をもとにお見合いを進めれば、お見合いがうまくいきやすくなります。何度も振り返ってみてください。
わたしが仲人をしているマイウエディングでは、「お見合いがうまくいかない」「お見合いに自信がない」「恋愛の経験が少ないから諦めている」という方がご相談に来られます。
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まずは、無料相談をしてみてくださいね。