あなたは普段の生活の中で、自分の好きなことをできる自由な時間を持っていますか? 一人で自由に過ごせる時間はとても楽しいですよね。
独身の方の中には「結婚=自由が奪われて不幸せになる」と考える方もいると思います。
確かに、結婚して子どもを育てる生活をすると独身のときと比較して、自分の時間やお金を自由に使いづらくなります。
また、自分の行動に対する責任が大きくなります。
ですので、結婚にメリットを見出せないと思う方は多いでしょう。
しかし、家族を作ることはデメリットばかりではありません。大きなメリットもあるんです。今回は、「結婚や家族をつくることがデメリットばかりではない」ということを、お話ししていきます。
独身の人は家庭を持っている人より不安が強い
人は誰しも心に不安を抱えて生きています。
孤独感や将来への不安、人間関係や仕事のことなどさまざまあるでしょう。中には、人が簡単に想像できないような思いもよらない不安で悩んでいる人もいます。
独身者の孤独感は、家族を持っている人と比べてはるかに強いと言われています。
独身女性がダブルワークしている理由
最近、多くの独身女性が副業しているのをご存知ですか? 平日日中は会社員として働き、土日は副業するといった具合です。
「独身で会社員として働いているなら、子どもを育てる必要もないし今の給与で十分でしょ。なぜ働くの?」と思う方もいるのではないでしょうか。でも、多くの独身女性が経済的な不安を抱えているんです。
今回はわたしの知人で自営業を営んでいる人が求人を出したときのお話をします。
あるとき知人は、平日の昼間に事務作業の手伝いをしてくれる人をSNSで募集していました。
募集した時間帯は平日の日中でしたので、応募してくる人は子どものいるママ世代と考えていました。しかし、予想もしなかった結果になったのです。
なんと、応募者の大多数が独身女性だったのです。彼女らは普段会社員をしている方で「土日と平日夜に仕事をしたい」というダブルワークの生活を望んでいる方でした。
一般的にも調査してみると、本業以外の収入源を切望しているのは結婚して子どものいる人ではなく、独身者や子どものいない人の方が多いということが分かりました。
子どもがいると教育費などの将来の金銭面に対する具体的な不安があるので、「本業以外の収入を得たい」というのは容易に理解できます。
では、子どもがいなくて出費が少ない人の方が、なぜ将来に対する不安が大きいのでしょうか? おそらく独身女性は将来に対する漠然とした不安があるのではないかと考えます。
経済的に豊かにすることで不安払拭しようとしているからなのではないかと思います。漠然とした不安感の背景には何があるのでしょうか?
独身者は特有の不安がある
独身の人は、独身者特有の不安があります。それは「家族がいないこと」によって起こります。
わたしはよく老後の心配ごとをママ友と話しています。でも毎回「倒れても最後は子どもが助けてくれるから大丈夫」という結論で話が終わります。
もし子どもがいなかったら「倒れてしまったとき、助けてくれる人がいないからお金だけが心の拠り所だ」と考えていただろうと思います。
独身が入院する場合は、家族がいないため同意書等に印鑑を押してくれる人が身近にいない状態になります。また、家族がいる人は頻繁にお見舞いに来てくれるかもしれませんが、独身の人はそうではないので精神的にもとても心細くなります。
周りの親戚や友人と親しくしている人は、入院中の世話をしてくれる人や費用を立て替えが必要なときに支払いをしてくれる人もいるかもしれません。ですが正直家族ではないので頼みにくいですよね。
このような不安要素から、多くの独身者が「将来病気になったときや老後のために自分にかかるお金は自分で用意しないといけない」と考えることが多いのです。
ですので独身の人は会社員としての安定した収入とは別に副業して「何が起こってもよいように貯蓄しておこう」という心理になるのかもしれません。
自由の反対は「不自由」ではありません。自由の代償として脳裏によぎるのは、将来への「不安」なのです。
家族がいれば不安は少なくなる!
自分の身に何かが起きても、助けてくれる家族がいれば安心ですよね。家族がいれば、精神的にも経済的にも安心感が増します。
「家族を作るとデメリットばかり」なんということはありません。むしろ、安心した生活ができるというメリットの方が大きいのです。
結婚はいくつになっても遅くはありません。家族を作ってみませんか? 今あなたが子どもができない年齢だとしても、結婚することによって孤独感と不安感は軽減しますよ。
全国どこでもオンラインでご相談やご入会説明が可能ですので、気軽にご連絡くださいね。