価値観の違う相手と結婚するのはリスク?│結婚がうまくいく相手や対処法も!

価値観の違う相手と結婚するのはリスク?│結婚がうまくいく相手や対処法も!

「結婚を考えているけど、相手と価値観が合わない・・・」「婚活をして出会った方が素敵だと感じたけど、なんとなく価値観が合わない気がする」と、感じたことはありませんか?

みなさん、1度は悩むことかと思います。

価値観の違いを感じると、結婚への不安を感じてしまいますよね。

今回は、「価値観の違う相手との結婚リスクや対処法」をお伝えします。

価値観の違いで悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

そもそも価値観ってなに?

価値観とは?

「価値判断の基準のとらえ方」を意味する表現。

出典:weblio辞書

価値観は、子どものときから変わらないものや、年齢を重ねるにつれて変わっていくものなど、さまざまです。

人によって、感じ方や捉え方が違うのは、価値観が異なるからです。

価値観がすべて一致することは難しい

まず、「自分と価値観がすべて一緒の人がいる」ということは、ほとんどいないと覚えておきましょう。

価値観は、育っていく環境や周りの人によって大きく変わっていくものだからです。

だからこそ、相手の価値観をしっかりと受け入れて、理解することが大切です。

ですが、「価値観が合わなさすぎる」と感じる相手との結婚は、たくさんの問題があります。

価値観が違う結婚で起こる3つのリスク

価値観が違う結婚では、リスクが3つあります。

  • 精神的ストレスが増える
  • 喧嘩が増える
  • 離婚

精神的ストレスが増える

大きな価値観の違いは、精神的ストレスが大きくなります。

精神的ストレスが増えると一緒にいることが辛くなってしまいます。

考え方が違いすぎると、「時間の使い方」や、「お金への考え方」などの小さいことで、相手への違和感を感じてしまいます。

例えば、休日の過ごし方が外に遊びに行きたい派と、家でゆっくりしたい派では、時間の使い方が違いますよね。

一緒にいる時間が長くなればなるほど、精神的なストレスは少しずつ積み重なっていきます。

喧嘩が増える

価値観の違いが大きくなると、小さいことでも相手の考え方に違和感を感じてしまいます。

特に、「自分にとってどうしても受け入れられない考え方」が多いとストレスを強く感じてしまうので、喧嘩が増えてしまいます。

お互いに認め合える価値観が少ないと、喧嘩は増える一方です。

離婚

大きな価値観の違いは、精神的ストレスが増えたり、喧嘩が増えたりしてしまいます。

その結果、離婚する可能性が高くなってしまいます。

でも、人の価値観を、簡単に変えることは難しいですよね。

受け入れられない価値観が多いと、一緒にいる相手の存在自体が嫌になってしまうこともあります。

「一緒に生活をするのが無理」と感じてしまうと、結婚生活の継続が難しくなるので「離婚」という選択をする人もでてきます。

価値観の違いで起こる結婚生活での5つの問題

価値観の違いは、結婚生活を営む上で問題の引き金となることがあります。

  • 金銭感覚の違い
  • お互いの家族(身内)との付き合い
  • 子どもの育て方
  • 夫婦生活の過ごし方
  • 仕事への考え方

これらは、結婚生活をするうえで、問題になりやすい事柄です。

金銭感覚の違い

「何にお金を使うか」は人によって大きく価値観のずれが起こるところです。

お金の問題は、夫婦喧嘩の原因によくある内容です。

旅行にお金を使いたい人もいれば、外食にお金を使いたい人もいます。

お互いの金銭感覚が違うと、お金を使うたびに揉めてしまう可能性が高いです。

結婚生活の幸福度が下がりやすくなってしまうので注意が必要です。

お互いの家族(身内)との付き合い

結婚をすると、お互いの家族と関わることが増えますよね。

親族との付き合い方は、それぞれの育った環境や、土地柄によって大きく違い、価値観の違いが出やすいところです。

特に嫁・姑問題は、家族の付き合いに関する喧嘩の中で、一番多い内容です。

お互いの家族事情を知らないまま結婚をしてしまうと、喧嘩が増えてしまいます。

結婚をしてから揉めないように、結婚する前の交際期間に確認をしておきましょう。

子どもの育て方

子どもの育て方は、お互いの価値観に違いがでるところなので、すり合わせが必要です。

自分の育てられ方やイメージする子どもの未来像によって、大きく差が出るからです。

例えば「習い事をどれだけさせるか」や「学費はどれくらいお金をかけるか」、「どれだけ自由に遊ばせるか」の方向性に大きな違いがでます。

そのため結婚をして子どもを希望する場合は、子どもの育て方について事前に話し合いをしておきましょう。

夫婦生活の過ごし方

夫婦生活において価値観の違いを感じる一つは、スキンシップのとりかたです。

歳を重ねたとしても、スキンシップをとることは夫婦円満の秘訣です。

ですが、中には「スキンシップはあまりとりたくない」「必要ない」と考える人もいます。

お互いに必要なスキンシップの頻度が合わないと、一緒に生活するのはかなりのストレスになってしまいます。

互いのスキンシップについての価値観を、交際期間中に確認しておくのが大切です。

仕事への考え方

仕事は、生活をするためにずっと付き合っていかなければならないものです。

ですが、仕事への考え方は、人によって大きく違います。

例えば、「仕事をしっかり頑張っていきたい人」と「仕事よりも家庭を大切にしてほしい人」では、仕事と私生活のバランスの考え方が大きく変わります。

仕事についての価値観が大きく開いていると、不満足な生活に陥りやすいのです。

価値観が違っても結婚がうまくいく相手3つの特徴

ここでは、価値観が違うとしても、結婚してからもうまくいく相手の特徴をお伝えします。

もし、現在あなたが「相手との価値観が違う」と感じていても、下記に当てはまる場合は、結婚生活がうまくいく可能性が高いですよ。

尊敬できる

価値観が合わなかったとしても、尊敬できる相手とは結婚生活がうまくいく場合が多いです。

相手に尊敬できる部分があれば、相手の意見を「そういう考え方もあるんだ」と受け入れやすくなるからです。

もし、お相手も自分を尊敬してくれる関係であれば、お互いの価値観を尊重しあえるので、結婚生活はうまくいくはずです。

話し合える

しっかり話し合いができる相手は、価値観の違いによるぶつかり合いが起きたときにでも、問題を解決できます。

冷静に話し合いができるかどうかは、お互いの関係を良好に保つために必要です。

もし、相手が一方的に話し合いを避けたり、意見を聞いてくれなかったりする場合は、価値観の違いに納得できないままです。

感情的にならずに話し合いができる夫婦は、結婚生活が円満になるでしょう。

幅広い考え方ができる

上でもお伝えしたように、価値観は人それぞれ違います。

他人なので考え方が合わない部分があって当然です。

大切なのは、価値観が違うと感じたときに、「どう行動するか」です。

幅広い考え方ができる人は、相手の立場になって考え、歩み寄ろうとしてくれます。

たとえ価値観が合わなかったとしても、あなたを受け入れてくれる相手であれば、結婚生活はいい方向に向かうはずです。

価値観の違い3つの対処法

価値観が違ったとしても、この3つに気をつければ、お相手と揉めることは減るはずです。

  1. 妥協点を見つける
  2. 自分の考えを伝える
  3. 他のいいところを認める

すぐに諦めずに、お相手と向き合うことも大切ですよ。

妥協点を見つける

自分や相手の価値観は、必ずしも合わせる必要はありません。

自分が理解できない価値観を無理に受け入れても、疲れてしまうだけです。

まずは、お互いに価値観の妥協点を探す努力をしましょう。

譲り合いができる内容であれば、お互いの価値観を尊重した生活ができます。

自分の考えを伝える

価値観の違いを感じるときは、自分がどう思っているか相手に伝えましょう。

人は、言葉にして伝える必要があります。相手はあくまで他人ですから、「自分の考えを言わなくても分かる」ということはありません。

自分の考えを伝えるときは、相手に対して「その考え方が分からない」などと否定から入るのではなく、アイメッセージを使って自分の意見をまず伝えてください。

アイメッセージとは、「主語を自分にして相手の心に響くメッセージにする」という手法です。

「自分はこう感じているけど、あなたはどう感じている?」というように、相手に意見を求めることです。

主語を相手にすることは、「ユーメッセージ」と言います。

ユーメッセージは、厳しく支配的な言い方に聞こえてしまいます。

話し合いのときは、アイメッセージを意識しましょう!

他のいいところを認める

価値観だけが、相性の良し悪しではありません。

相手と価値観が合わなくても、お互いのよいところを認め合えます。

相手を否定するのではなく、自分のもっていない素敵な部分を見つけて尊重しましょう。

まとめ:価値観が違っても、歩み寄りで結婚生活は豊かになる

育った環境や、習慣などによって、価値観は大きく変わります。

それぞれ違った価値観があるので、否定ではなく受け入れて歩み寄る姿勢を、忘れないようにしましょう。

価値観が大きく違うと、結婚生活はうまくいきにくいですが、話し合いによってお互いが歩み寄れる相手であれば、問題ありません。

自分が持っていない部分を相手が持っていると、日々の生活の刺激になって、楽しいという側面もありますよ。

価値観が違うからといって諦めるのではなく、どう対処していくかが大切です。