日本では、結婚相手を見つけることを「椅子とりゲーム」に例えられています。
これは、人口の割合や日本の婚姻制度が影響しているからです。
今回は「なぜ婚活が椅子とりゲームと言われているのか?」「椅子取りゲームに巻き込まれないようにするにはどうしたらよいのか?」についてご説明しますね。
婚活の難易度は椅子の数によって変わる
日本の独身者の割合は、女性よりも男性の方が高くなっています。なぜなら、男性は女性より人口が多いからです。
加えて日本は一夫多妻制なので、一部の外国のように一人の男性が複数の女性と結婚することはできません。ですので、おのずと日本人男性は独身者の割合が多くなっています。
これが日本での婚活が「椅子取りゲーム」と言われているゆえんです。
地域によって難易度は異なる
独身の男女比は、日本全国で見ると女性より男性の方が独身の割合が高いですが、地域によっては女性の方が独身の割合が高いところもあります。
例えば、首都圏や関西圏、福岡県などです。
一方、東海地方は男性の独身率が高い傾向にあります。
地域差がある理由は、進学や就職時に上京するなどの「人口移動」が関係しているからです。
一般的には「男性は人口が多いため結婚しにくい」と言われていますが、地域によっては男性が有利なところもあります。
結婚相談所ってどれぐらいの登録者がいるの?
これから婚活しようとしている方の中には「じゃあ、結婚相談所に登録している男女比の割合はどうなっているの?」と考えている方もいらっしゃると思います。
下記の表をご覧ください。
年齢 | 男性 | 女性 | 合計 |
---|---|---|---|
20~24歳 | 39名 | 236名 | 275名 |
25~29歳 | 1094名 | 3326名 | 4420名 |
30~34歳 | 4211名 | 8610名 | 12821名 |
35~39歳 | 6118名 | 9562名 | 15680名 |
40~44歳 | 6088名 | 6450名 | 12538名 |
45~49歳 | 5971名 | 3669名 | 9640名 |
50~54歳 | 3435名 | 1801名 | 5236名 |
55~59歳 | 1928名 | 966名 | 2894名 |
60~64歳 | 919名 | 475名 | 1394名 |
65~69歳 | 462名 | 237名 | 699名 |
70歳以上 | 473名 | 252名 | 725名 |
合計 | 30738名 | 35584名 | 66322名 |
20代のところに注目してみてください。
結婚相談所に登録している男性は、女性の約3分の1でとても少ないですよね。また、20〜30代の若い女性の登録者数が圧倒的に多いことがお分かりだと思います。
ですが、年代が上がるにつれ、登録者の男女比は変化していっています。
男女の登録者数が逆転する年代
20〜30代の表を見ると、男性より女性の登録数が多いので一見男性の方が有利に見えます。しかし、男女の登録者の割合が逆転する年代があります。
それは、40代です。
女性は妊娠や出産の時期から逆算して動いているためか、若いときから結婚相談所に登録する方が多いですが、多くの男性は40代になってから結婚相談所への登録を検討しがちです。
さまざまな理由があると思いますが、40歳になってから急に結婚したくなったり、真剣に結婚を意識し始めたり、子どもが欲しくなったりするためです。
男性は若いうちに婚活を始めるのが吉
男性の婚活事情は、人口割合の問題で同性の数に対して異性の数が少ないため、ただでさえ「椅子とりゲーム」のような状況になっています。
それを40代から始めるとするのであれば、激戦とならざるをえないでしょう。
女性は基本的に20・30代での結婚を目標に動いていますし、早くから婚活をしている意識の高い方はすでに結婚しています。また、相談所に登録しているアラサー女性の数は多いので「30代女性と結婚できるだろう」と思いがちですが、彼女たちは40代以上の男性をターゲットにしません。
そうなると、アラサー女性をターゲットにするのも狭き門ということになります。
このような中で男性が婚活をスムーズに進めていくためには、30代前半までに婚活を始めることがとても重要です。
年齢の若い男性はいわゆる「椅子が空いている状態」ですので、消耗の激しい椅子取りゲームをしなくても済みます。
今が一番若いときです。
「まだ若いからあとでいいや」と結婚相談所への入会を迷っている方は、今すぐ相談してみてくださいね。
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