前回は入会やプロフィールの登録、お見合いの申込み開始までのお話をしてきました。24時間で65名の申込みがあったことに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、実際のお見合いがスタートしたところからお話したいと思います。
【前回の記事はこちら】
お見合い開始!3日間で7人と会う
Aさんへのお見合いの申込みはさらに増え、3日間で100名以上になりました。
今回は、その中から8名ほどを選んで「お見合いOK」のお返事をしました。実際にお会いすることになったのは7名でした。
「あれ? 一人減ってる?」と思いますよね。
この方は、日程調整のやりとりになった段階で「仕事の関係で土日しか都合がつきません」というお返事がきました。
Aさんは土日休みではなく、シフト制のお休みです。
ですので尾崎は、「お見合だけ何とか日にちを合わせてお会いしたとしても、交際に発展したときにおそらくデートの日は決まらないだろう。1か月に一度しか会えないようではその先の進展はないのでは?」と考えました。
ですので今回は、お互い了承の上、お見合いを白紙に戻させていただきました。
結婚相談所の中には「一度決まったお見合を白紙に戻すとペナルティーです」というところもあります。
そのような結婚相談所に所属している相手の場合は、尾崎が「交際に発展しないだろう」と思っていても一度は会わないといけなかったのですが、今回は事情が事情でしたので、相手の結婚相談所ともトラブルなくお見合いが中止となりました。
仲人の交渉力がスピーディーな婚活につながる
婚活中は誰しもが「無駄な時間を使いたくない」と思いますよね。
無駄な時間を使わないためには仲人のサポートが不可欠です。今後の2人の発展を予想する分析と相手の結婚相談所との交渉が必要だからです。
例えば今回の場合が婚活アプリだったしたら、なかなか日程調整ができず、ほぼ自然消滅になる案件です。
結婚相談所は婚活アプリと異なり、シフト制のお休みの方でも私たちが代理で日程調整を行っていきますので、お休みが不定休でもご安心ください。
Aさんの場合も、9日間に7名とのセッティングがスピーディーにできました。これが結婚相談所が婚活アプリより優れている点であり、マイウエディングでも得意とするところです。
日程調整の速さが成婚率を上げる
成婚率が高い結婚相談所は、きめ細やかなサポートをしています。
マイウエディングも成婚率が高い相談所の一つです。
それは「入会後はお見合いしてあとは自分でやってね」という放置のような形ではなく、プロフィール作りから日程調整まで一つひとつを丁寧に行っているからです。
今回のAさんのように9日の間に7名会う段取りをすることも可能です。
ただし、性格的にのんびりな傾向にある方にとっては一日2件のお見合はとても辛いでしょう。その場合は、性格に合わせてゆっくりと進めることも可能です。例えば、1か月かけて8名とお見合いする方もいます。
この場合、婚活の期間が延びてしまいますが、体力のない方やメンタルの弱い方などには無理をしないように「あなたのペースでも大丈夫ですよ」とお伝えしています。
もちろんその分、婚活に時間がかかることはご説明しています。
Aさんはガッツがある方だったので、一気に7名とお会いしました。
7名のお見合を終えたころには申し込み数は150名を超えていました。しかし、お会いした7名の男性を超える条件の方は少なく、7名の中に気に入った方もいらっしゃったため、追加でのお見合い返事はひとまずストップしました。
「初動の申込者が一番条件がいい」という法則
マイウエディングでは、ご入会された方全員に「お見合いを申込みされたときに最初に申し込んでくる方が一番良いステータスの方。その後はどんどん落ちていくのが現実です」とお伝えしています。
ですので最初の良い条件の中から選べないのなら、申し込まれる側ではなく自分からどんどん申し込んで戦っていく側になります。
Aさんは初動で選ぶことの重要さについて理解していたため、トントンと進んでいきました。
Aさんのお見合いレポート
ここでは7名の男性とのお見合の様子をお伝えしていきますね!
Aさんのお休みはシフト制でしたので、できればお見合いは平日を希望していました。
この場合、男性に有休を取っていただくのが嬉しいところですが、難しい場合は仕事終わりの夜の時間にお見合いを設けることとしました。
お見合いは、尾崎が早めに日程を組みます。しかし、結婚相談所によってはお返事がすぐに返ってこないこともあります。そういった相談所に入会する男性は、のんびりな傾向な方が多い印象です。お見合の日程もすぐに決まらず遅くなる傾向にあります。
1人目 Bさん
最初のお見合は、40代で大学院卒、月収700万以上の方でした。
平日夜にzoomで行いました。
zoomはオンライン会議システムです。Aさんはzoomに慣れていなかったため、お見合いの前に尾崎とzoomでのお見合練習をしました。
できれば最初のお見合はリアルで同行したかったのですが、リアルに出会える日まで先延ばしにするよりも「先方が希望される早い日にちで決めた方がよい」と考えた結果、zoomでセッティングしました。
尾崎がホストを担当し、最初のご挨拶だけ介入させていただきました。
Bさんはとても印象が良い人でした。
最初のお見合で好印象の方に出会えことは、幸先が良さそうだなと思っていました。
2人目 Cさんは翌日に
Cさんは30代で高卒。年収は700万以上の方です。
名駅近郊のホテルラウンジの予約席にて、対面でお見合いをしました。Cさんが有休をとってくれたため、Aさん希望の平日日中にお見合することができました。
尾崎の都合がどうしてもつかなかったため、本人同士でお会いしていただきました。
3人目 Dさんは翌日の夜
Dさんは40代で大卒、年収700万以上の方です。
午前に名駅で対面でのお見合いをしました。この方もとても良い印象の方でした。
3名続けて好印象の男性が続きます。
4人目 Eさんは一日空けた日に
Eさんは30代、高卒。年収700万以上の方でした。名駅近辺にて尾崎も同席させていただきお見合をしました。
とてもお洒落で男前な男性で、半休を取ってきてくれました。
5人目 Fさんはさらに一日空けた日に
Fさんは40代、大卒。年収700万以上の方でした。名駅周辺ホテルラウンジ予約席にてわたしもご紹介に伺いました。
でもAさんをお席までご案内したとき、あることに気づきました。
『ん? Fさんは写真とずいぶん違う印象だな。何年か前の写真を載せている可能性があるな。と言うことは決まらずにいるってことよね?』
6人目 GさんはFさんと会ったあとの午後に
Gさんは30代の高卒で年収は600万以上の方でした。
Aさんにとってはじめての1日2件のお見合となりました。
午前と同じように尾崎がお席まで案内させていただきました。お相手は、おとなしそうなですが誠実で優しい感じの男性でした。
7人目 Hさんは2日後に
Hさんは40代、高卒。年収700万以上の方でした。
有休を取ってきてくれたため、平日日中に名駅周辺ホテルラウンジにてお見合となりました。
シュッとしたお顔のさわやか系の方でした。
7人のお見合期間はわずか9日!
BさんからHさんまでのお見合は9日間内で行いました。
これは割とかけ足で頑張った方です。のんびりな性格の方は、もっとゆっくり進みます。
「一日で2名お会いするのは辛いです」という場合は、お休みごとにお一人ずつお会いしていただきます。ムリにガンガンと強制的に会うことはすすめていません。
しかし、早く結婚を決めたい方にはAさんのようなスピードで進めるのをおすすめしています。
今回お見合をした男性7名の大まかなプロフィール
お見合をした7名の大まかなプロフィールをお見合をした順にご紹介します。
- Bさん 40代 院卒 年収700万以上
- Cさん 30代 高卒 年収700万以上
- Dさん 40代 大卒 年収700万以上
- Eさん 30代 高卒 年収700万以上
- Fさん 40代 大卒 年収700万以上
- Gさん 30代 高卒 年収600万以上
- Hさん 40代 高卒 年収700万以上
全国的な男性の収入を見ると年収500万以上の割合はとても少ないのですが、結婚相談所へ登録する男性は比較的収入の多い方がほとんどです。
男性はこの中で戦っていくのですから、30代で年収300万円代では結婚するのがとても難しいということがお分かりいただけるのではないでしょうか?
7名の中には「お顔も条件も良いのになぜ結婚していないのだろう?」という方もいました。(仲人の勘で発達障害のグレーかもしれないという予想はついていました)
でも、実際に会ってみないと分からないのでAさんには「気になるなら次もお会いしてみたらいかがですか?」とお伝えしました。
また「Aさんのお顔の好み的に、1番の候補はこの人かな~?」という男性もいましたが、男性側の相談所名を見て「この相談所の男性との縁は難しいかもしれない」と考えました。というのも、相談所によってはレスが異常に遅いなど相性の悪いところがあるんです。
そのようなところとは話しがトントンと進んでいかないことが多いです。
東海地区は、地域柄「世界のTOYOTAのおひざ元」ですので関連会社に下請け孫請け会社がとても多く、高卒夜勤有工場勤務でも年収が500万あるところです。
同じ経歴の方でも他県よりも平均100万は違うと言われており、平均収入が多い地域でもあります。
トヨタ系でない職業の方が東海地区で婚活しようとすると難航しますし、他地域で人気の公務員もこちらでは影を潜めています。
少し地域の特色があるため、ご説明しました。
東海地区の男性は高所得の人が多く残っています。
女性のみなさまはぜひ、東海地区へお嫁に来てくださ~い!
お見合で選ばれる方と選ばれない方の違い
Aさんは、プロフィール登録から24時間で65名ほどのお見合の申し込みがあり、2日目には約100名ほどになりました。
申込みをしてきた方の中にはエリート男性やイケメン男性もいました。
こんなにたくさんいると、誰を選んでよいか迷いますよね。
ですので、Aさんと尾崎でお見合相手を選ぶための電話ミーティングをしました。連盟のシステムを見ながら、一緒にどの人とお会いしていくかを考えていきました。
人気がない女性に対する男性の態度
人気がない女性の場合だと、お見合の申し込みが10名ほどしかないこともあります。男女のことってシビアですよね。
「美しく見えない女性」には、ほとんど申込みが入らないのです。悲しいけれどそれが現実です。
ですので、同じスタートラインに並ぶために、尾崎は場合によって美容整形もおすすめしています。なぜならこのような人気・不人気の数字をいつもリアルで見ているからです。
直接ご本人に「あなたは全然人気がないですよ。キレイな子は10倍の申し込みがあるんですよ」というきつい言葉はお伝えしません。ですが、外見によって婚活の難易度がこんなにも違うんです。
うまくいかない女性の特徴
外見だけではなく、婚活で苦戦する女性には特徴があります。
たくさんのお見合の申し込みが入っていて、条件の良さそうな男性から申し込みがあったとしても「全然思った通りの良い人がいません」という方です。
こういう方は正直、結婚相談所で縁を結ぶのは難しいタイプです。厳しいようですが、自力でお好きな条件の男性を探してくることをおすすめします。
Aさんが選んだのは消去法!?
Aさんは素直な性格の方でしたので、100名申し込まれた方の中から、条件が悪くない男性を8名ほどすぐに選ばれました。
実際は選んだというより、消去法で選択したという方が正しいと言えるでしょう。
消去する条件は、年齢が上過ぎる方や遠くにお住まいの方、年収が低い方などです。今回は100名いたためどんどん断っていきました。
結婚相談所のお見合は、お見合する前にプロフィールを見られてから選ばれるシステムです。
ですので、男性で年収の低い方はどうしても選ばれにくくなってしまいます。
女性に申し込んだとき、隣に並んだ他の男性と300万以上の年収の開きがあったら「叶うわけない」と思いますよね。システム上、年収350万と650万の方が隣同士で並ぶこともあるんです。
恋愛なら年収350万でもイケメンなら彼女はできるでしょう。ですが結婚は「生活」です。年収は少ないよりも多い方を選ばれるのは当たり前ですよね。
また、女性の中には学歴を重視する女性もいます。しかしAさんは、高卒男性も選んでいました。学歴で判断するかどうかはその方の価値観によります。
顔を重視する方もいますが、Aさんは、見た目がシュッとした方ばかりを選びませんでした。
何を大事にするかは人それぞれですが結婚生活を幸せに送るために婚活をするのですから、学歴や外見などは2の次で良いのではないかと思います。
次回は「Aさんはこの中から一体誰を選んだのか」についてお話しますね!
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